3月8・9日に広島国際会議場にて第11回日本小児診療多職種学会が開催され、当院は初参加ながら3名が下記の演題で口演発表してきました。
・医療的ケア児の歯科訪問診療の必要性について 村内光一
・発達遅滞児の構音指導に関するSTと多職種の方との連携について 濱野淑子
・言語聴覚士が開業歯科医院で働くことの重要性について 伊藤恭子
いずれの発表もフロアからの質問や個別の質問等があり、手ごたえを感じました。
この学会には日本の子どもに関わる様々な職種の方が参加しておられました。歯科医師、小児科や耳鼻咽喉科・整形外科などの医師、リハビリ職種、学校の先生や役場の方、デザイナーなどです。発表内容も、赤ちゃんの頭の形や離乳食、虐待、学童期の不登校、発達障害、学習支援、学校や幼稚園・保育所での活動など多岐にわたっており、とても興味深い内容ばかりでした。この学会に参加しなければ知らなかった内容もありました。
また、全盲のプロeスポーツプレイヤーと対戦できるゲームやダーツのブース、手話ダンス、人形劇などのイベントも開催されており、会場全体がアットホームな温かい雰囲気でした。
まだまだ小規模な学会のようですが、子どもに対して熱い想いを抱いて関わっている人が大勢いることに同志が増えたように感じ、自分のやる気と勇気が沸き上がってきています。
文責 伊藤恭子
