第25回日本言語聴覚学会で、本年3月にST対象に実施した発達遅滞児の構音指導講習会についての演題で発表をしました。初めてのポスター発表に緊張しましたが、小児療育に関わるSTさん達が見に来てくれ、構音指導について話し合うことができ、予定された時間を超えた楽しい質疑応答タイムとなりました。他の一般演題では、オンラインを活用した言語指導の発表が多くあり、時代に沿った言語指導方法の変化を感じました。他にも地域支援や小児発声発語、摂食嚥下障害に興味ある演題が多数ありましたが、コロナ禍後の学会だけに参加者が多く、いくつかの演題は会場が満員で聞けなかったため、只今オンデマンド配信で改めて視聴しています。 文責 濱野
6月21・22日(土日)に神戸の神戸国際会議場で日本言語聴覚学会(ST学会)が行われました。21日に濱野先生と私はST学会初参加ながら初めてポスターで演題発表してきました。私の演題内容は、村内歯科医院での2021年度から2023年度の言語相談・訓練を受けたお子さん方の年齢や所属先、新規で受診されたお子さんがどのようにして当院を知ったのか、主訴が改善し言語訓練を終了したお子さん方の訓練の回数や期間などを集計したものでした。当日はSTさんだけでなく、歯科医師さんからも「歯科で小児のSTを増やしましょう!」とエールをいただきました。翌22日は「学校教育に関わるSTの集い」「小児分野・小児福祉分野・障害福祉サービスに従事するSTの集い」の分科会と「吃音臨床のすゝめ」という教育講演に参加しました。いずれも立ち見になる盛況ぶりで、小児のSTのニーズの高さや関心の高さ、ともにがんばるSTが増えてきていることを実感しました。全くの余談ですが、学会前日に左まぶたを蜂に刺され、いつもに増してまぶたが腫れています。 文責 伊藤