私も食☆よろず塾に初めて参加させて頂きました。講義では、「介護食」や口の働きについて教えて頂きました。「介護食」というと「とろみ剤を使って誤嚥をさせないように配慮した食べ物」というイメージがありましたが、食べる人の好きなものをできるだけ取りいれてあげることの大切さや家族や施設で食べる時にその人だけが別のメニューより同じかぼちゃならかぼちゃの材料で調理を工夫してできるだけ同じ材料を使って楽しく食べることの大切さなどを学びました。今までこのようなことまで考えていなかったので食べることに改めて考えさせられました。調理実習では、かぼちゃと玉子を使い、それぞれをユニバーサルデザインフードの区分ごとに調理しました。「食べる」という一つの行為に対して受講生が知識・アイデアを出し合って調理し、実際に自分の口で感じることができました。正直、歯科衛生士になってこんなにも色々な職種の人と間近で関わることができるなんて思っていなかったので、とても貴重な経験でした。
文責 篠田