摂食嚥下リハビリテーション学会

9月6日~9月7日に新潟で開催の摂食嚥下リハビリテーション学会へはじめて参加させて頂きました。これまで参加した学会は歯科関係の方が中心でしたが、今回は色々な職種の方が来られており、様々な視点からお話を聞けてとても面白かったです。今後こうして学んだことを今の仕事に活かせるように勉強し、頑張ろうと改めて感じました。

文責 香月

今回、食☆よろず塾の一員として、第25回日本摂食嚥下リハビリテーション学会学術大会に参加してきました。私は、主に食☆よろず塾と同じような活動をしている方々、「集え!地域の底力 食べるを支える会」のセッションのポスターを見たり、発表を聞かせて頂きました。受付の私は、初めての学会参加でわからないことも多く緊張しましたが、全国で同じような活動をしている方々の話が聞けて面白かったです。また、全国の方々に食☆よろず塾の活動を知ってもらうことが出来て良かったです。

よろず塾とは、2008年、地域住民に対し切れ目のない医療や介護の連携を図る目的で「園田地区連携会議そのだ会」を設立し、その活動の中で、2017年最期まで食べる楽しみを継続できる地域づくりを目指すため「食☆よろず塾」を発足しました。園田学園女子大学人間健康学部食物栄養学科と共催し、学生も授業の一環として参加しています。活動内容は摂食嚥下講習会(年1回)、調理実習(年2回)を行っています。村内歯科は全面的に応援をしており、塾長も村内院長がしています。摂食嚥下講習会は基礎的知識の講義、食事介助演習、グループワークによるディスカッションで構成しており、過去2回で150名の方が参加されました。調理実習は各回20名定員で、全員参加型の実習形式で行っています。総菜やコンビニ弁当を介護食に工夫する調理、ユニバーサルデザインフード食事形態区分4種類を調理し、たまにはプロの板前調理師による実演も行いました。

文責 髙橋

富士登山

7/23(火)~7/24(水)診療室内の、有志11名で富士山登山をしてきました。ルートは富士宮口五合目からプリンスルートを経て御殿場ルートに入り赤岩荘(八合目)で泊まりました。翌早朝2時過ぎより頂上を目指し無事頂上でご来光を迎えることができました。下山ルートは御殿場ルートで大砂走りを通り、11時には五合目に下山しました。事前に六甲山でトレーニングを行っていたこともあり、頂上までいけたのは8名で他の3名は体調や高山病のため六合目や八合目が頂上の人もいましたが全員それぞれが納得の登山だったと思います。私は40年振りの登山で不安もありましたが、皆と楽しく過ごせて幸せな日々を過ごせました。

以下は参加者全員のコメントです。

文責 村内

今回私は、二度目の登頂でした。初心者ではないので、みんなをリードする立場だったので不安いっぱいでしたが、みんな無事に下山出来てよかったです。八合目での山小屋ではほとんど寝れず2時半に先発組6人で富士山頂へ出発。先頭でみんなをリードする予定が、途中で道をずれてしまいロープに捕まってよじ登り滑り落ちる、、、、というハプニングもありましたが、6人無事に登頂、山頂でご来光も見ることが出来、本当に嬉しかったです。

文責 齋藤

私は、小学生以来2度目の富士登山でした。山小屋に泊まるのは、初めてで慣れないせいかあまり眠ることが出来ませんでした。6合目辺りからは、頭痛もありましたが無事に登頂することが出来、山頂からご来光を見ることが出来ました。その景色はとても神秘的で、日常では味わうことが出来ない経験でした。雲より高い富士山。雲の中に立ち、雲より上にいる経験は面白かったです。今回、このような貴重な経験が出来とても良かったです。

文責 髙橋

また新しい世界をみることができました。以前の私には「山に登る」ましてや「富士山に登る」などは考えもしないことでした。体力がない、しんどいのはイヤ、汗をかきたくない、日焼けしたくないといった理由から一生することのないことだと思っていました。 しかし、この数年の間に私の考えは少しずつ変わってきたと思います。それは、「新しい世界をみてみたい」という気持ちがムクムクと湧くようになったことです。私は怖がりです。臆病になって前へ進めなくなることもよくあります。そんな私ですが最近は直感を信じて「面白そう」「楽しそう」と感じたらやってみようと思うようになりました。今までやらなかったことにエイッと飛び込むと、今まで見たことのない世界が広がります。富士登山はすごくしんどかったです。高山病になり頂上は断念することになりました。残念な気持ちがある一方で、私を登らせるために手助けしてくれた皆の気持ちに感謝したり、普段は見ることのない澄んだ星空に感動したり、偶然出会った登山愛好者の話を聞いたりたくさんの経験をすることができました。

文責 中村

私は2回目の富士登山でした。前回は、吉田口から登ったので、今回のルートからの登頂は、初めてで、楽しみと緊張と色んな感情でいっぱいでした。気温は涼しく登りやすかったのですが、霧がかっていて、目的の山小屋などが、見えず不安にもなりました。そんな中、みんなで助け合い8合目の山小屋にたどり着いた時は、本当に嬉しかったです。山小屋で出会った、登山家に高山病にならない呼吸法を聞いて、それを実践してみると、本当にしんどくなく頂上まで登れました。呼吸法一つでこんなにも変わるのかと思い、感動しました。一緒にしんどいことを乗り越えた診療室のメンバーと見たご来光は、格別でした。とっても楽しかったですが、もう一度登りたいとは、今のところ思っていません。

文責 深澤

私は車で行ける5合目に着いたときから、緊張と不安のなかで登り始めました。やはり日本一高い山は違ったのです。登り始めても、練習会の時のように足が前に進みません。高山病で呼吸もしにくくなり、眠気や吐き気が襲ってきました。山小屋の8合目に到着したときは、もうここがゴールにしよう、と思っていたくらいのしんどさでした。みんなが美味しそうに食べていたカレーも食べられないくらいのしんどさで仮眠をし、みんなが山頂に向けての出発を始めた頃に、考えた結果、登れる所まで登ってみようと思い、院長と出発しました。その足は本当にゆっくりでしたが、少しずつ、進んでいることは確かでした。ここまでくると自分との戦いです。根性で辿り着いた山頂までの道のりは本当に、本当に、長かったですが、ご来光もみることができ、素晴らしい眺めでした。このような機会を与えて下さった院長には本当に感謝です。自分にも自信がつきましたが、もう二度と登りたくはありません!
文責 伊藤

私は山登りが得意ではないので、はじめ登る前は高山病の心配でいっぱいでしたが、日本一の山の頂上からの景色をすごく楽しみにしていました。結果登りきることができ景色も別世界にきたかの様に綺麗で、あの眺めをみれてすごく嬉しいです。もう一度富士山に登って、おはちめぐりとコーンポタージュを飲みたいなと思っています。

文責 香月

今まで富士山へ登山しに行く方をニュースで見かけるたびに、よくしんどいのに登りに行くなぁ、富士山の何が良いのかなぁと思っていましたが、まさか自分が富士山へ登る機会に巡り合うなんて思ってもみませんでした。去年の10月からスタートした六甲山の登山練習に参加するも登山経験が全くない私は最後まで富士山に登頂出来る自信が正直ないまま本番をむかえました。実際登ってみると、今まで練習で登ってきた山とは違い木がなく、霧で覆われ先の見えない道を進んでいくというスリル感、山頂へ近付くにつれ酸素が薄くなるのを体感するなど今までにない貴重な経験ができました。また、真夜中には都会では見ることが難しい満天の星空や無事に山頂で見ることが出来たご来光はとても綺麗で感動しました。道中はしんどいことが沢山ありましたが、今回の体験は人生の中でとても忘れがたいものになりました。                         

文責 森島

私は初めての富士山でした。元々、登山の楽しさが分からず不安でいっぱいでしたが いざ登るとなると登り切りたい!と思うようになりました。ですが五合目から頭痛が始まり八合目に着くころには頭がかち割れそうな頭痛、吐き気やめまいで意識が飛びそうになり とても辛い高山病になってしまいました。体力は余っているのに なかなか前に進めず八合目で断念することになり悔しかったです。今は無事に帰って来れたことが嬉しくすっきりしています。私がしんどい時みなさんもしんどいはずなのに、荷物を持ってくれたり手を繋いでくれたり、側にいてくれたりと沢山の優しさにも触れ感謝でいっぱいです。今回は大きな経験となりましたが、正直今はもう二度と登りたくないという思いと富士山はやはり遠くから眺めるのが一番だと感じています。

文責 篠田

人生で初めて富士山に登ってきました。私は、無事頂上まで登ることが出来ました。事前に六甲山で登山の練習をしていましたが、富士山は六甲山と違って標高が高く、呼吸をするのがとてもしんどかったです。また、2日続けて登山をすることも初めてだったので、体力的にも大変でした。でも、山小屋でみんなで食べたカレーはとてもおいしく、おかわりもして2杯も食べてしまいました。また、夜中に見た空一面の星や頂上でみた御来光はとても綺麗で、人生で一度は登る価値があるなと思いました。良い経験になりました。

文責  圖子

体調面での心配があったため5号目から6号目までをゆっくり散策して降りることが私の富士山登山でした。富士山の土はサンゴのような軽石で赤や黒がありふむたびにキュッキュッという感触がありました。空気は細かいミスト状で水を含んでおり、常に心地よい湿気がありました。一口に山と言っても練習していた六甲山とは道も空気も天気も違い、私にとって新しい発見になりました。上の方に登るほどまた違った発見や感想があると思います。今後もう少し上に登る機会があるかもしれませんが、自分と富士山がはじめて出会った気づいたこと、思ったことを大切にしたいと思いました。 

文責 村田

岡山大学講義

7月18日(水)に、岡山大学主催の摂食嚥下リハビリテーション従事者研修会初級コースがあり最終日の講師として参加してきました。第1回からずっと参加させてもらっていますが、毎回100名を超える受講者がおり いつも参加者の数にはビックリしています。

文責 村内

第5回なにわ塾

7月14(日)、15(祝)に年1回のなにわ塾が開催されました。今年で5回目となり森崎先生と私が共に元気な間は続けようね と続けている会です。今年は初めて参加者が歯科医師が歯科衛生士を上回る会となりました。主催者の私としては、障がい者歯科が広まっていくためにはどうしても歯科医師側の理解と尽力が必要なのでとても嬉しい会となりました。

文責 村内

私は就職して初めて、なにわ塾に参加しました。2日間、朝から夕方までずっと座っていると、学生時代の授業のようで少し懐かしかったです。講義では、障害のある方への対応にはいろんな選択肢があるのだということを知ることができました。グループディスカッションでは、あまり聞いたことのない専門的な言葉が飛びかい、みなさんの熱意と自分の知識の無さを感じました。そのためこれからたくさん勉強していかないといけないと改めて思いました。

文責 村田

参加して下さった皆様、ありがとうございました!来年は6月に開催予定です!!

食☆よろず塾

7月6日(土)今回はよろず塾第5回目の調理実習でした。参加人数が今までと比べて一番多く、皆さん和気あいあいと調理実習や試食を楽しまれていることが印象的でした。今回は鮭をテーマにユニバーサルデザインフードの4段階に挑戦しました。重曹水に20分つけておくだけで身がかなり軟らかくなるなど調理の工夫ポイントも沢山あったのでとても勉強になりました。少し調理の方法を変えるだけで家族みんなが同じものを食べることが出来るのは、とても素敵なことだなと改めて思いました。

文責 森島

今回は鮭をテーマに噛まなくてよい・舌でつぶせる・歯茎でつぶせる・容易に噛めるの4つのレベルの料理を作りました。私は前で調理の補助係を担当しました。私自身は終えたあと、もう少し段取りなど確認していたらスムーズに動けたかなと思っていましたが、講師の2人からテキパキと補助してくれたと言って下さり嬉しかったです。今までで一番調理時間なども余裕があったように感じ、区分ごとの料理もいい感じに作れ、今回も大成功で終えることができたかなと思いました。

文責 香月