4月16日(日)に大阪大学歯学部同窓会主催の臨床談話会で講演させていただきました。タイトルは「訪問診療のためのヒント—現場で困らないためのアラカルト—」でした。40年前よりしてきた訪問診療のノウハウや在宅医療的ケア児への対応などを具体的に話させてもらいました。これから多くの先生方が熱心に取り組んでいただくことを祈っています。
文責 村内
11月20日に「第4回小児在宅歯科医療研究会学術大会In関西」が新大阪であり、教育講演「医療ケア児の在宅訪問を30年余りしてきた開業歯科医のつぶやき」というテーマで、60分間お話をさせて頂きました。
今まで診せて頂いてきた患児やご家族の皆様に感謝をしながら、少しでも多くの先生方が地域で活躍して頂けるように心を込めました。
文責 村内
もっと多くの先生方が気軽に往診していただけるよう願いながら、当院で往診した医療的ケア児について相談内容や処置内容をまとめたデータについて話しました。
この研究会に参加して、患者さんやご家族の方にもっと寄り添う医療ができればという気持ちがいっそう強くなりました。気持ちを新たに頑張りたいと思います。
文責 齋藤
私は歯科衛生士として口腔衛生管理のことをお話させて頂きました。会場には私よりもベテランの歯科衛生士の方ばかりでしたが、日々感じていることを共有できたのは、とてもいい機会だったと思います。
普段訪問をしながら、ご本人のことはもちろんですが、日々の出来事や雑談など含め、家族の方が色々なお話をして下さるのがとても嬉しく思っています。医療を提供する側ではありますが、一方的ではなく、ご本人、ご家族の方に寄り添った形をこれからも継続しながら日々の診療に励みたいです。
文責 伊藤
座長の秋山先生と一緒に記念撮影☆
11月5日(土)6日(日)に岡山県倉敷市で開催された『第39回 日本障害者歯科学会総会および学術大会in倉敷』に参加させて頂きました。
私は昨年、webでの参加をさせて頂いたのですが今回は初めて現地参加をさせて頂きました。今回の学会で印象に残ったのが『合理的配慮』についてです。障がいのある方にとって合理的配慮を考えると公正に対応できなければなりません。一人一人に適切なサポートをし、公正に支援できているのだろうかと改めて考えることが出来ました。
文責 八尾
私は歯科衛生士1年目で今回、初めて学会に参加をしました。
初めての学会のため雰囲気もどんなものなのかもわからない中、ドキドキしていました。実際に会場へ行ってみると、とても緊張しました。緊張感のある中ですが、しっかり色んな講演を聞いて学ぼうと思いました。しかし、実際に講演を聞いていると分からない言葉がたくさんありました。学会の冊子には分からない言葉で大半が埋め尽くされましたので、ホテルに戻ってから、調べ直しです。来年の学会までにたくさん勉強をして、経験を積んで挑みたいと思います。
また、講演の中ですごく頭に残った言葉がありました。それは、「すっと診療室に入ってきてくれないから楽しい」「すっとチェアに寝転んでくれないから楽しい」という言葉でした。この言葉は、障がいのある方と接する人にしかわからない言葉なんじゃないかなと思います。もちろん楽しい時ばかりではなく、時には悩むこともあります。しかし、探りながら試行錯誤し、患者さんができるようになったときはすごく喜びを感じます。それは保護者の方や施設の方と同じではないかなと思います。患者さんはもちろん保護者の方や施設の方とコミュニケーションを多くとり、一緒に成長を感じられたらなと思います。また、保護者や施設の方が、なんでも話したくなるような歯科衛生士を目指し、今回、学会に参加させていただき学ぶことが多くありましたので、日頃から勉強することを怠らず、日々成長していきたいです。
文責 中野
9月23日(金)、24日(土)に千葉県の幕張メッセで第28回摂食嚥下リハビリテーション学会が開催されました。当院からは23日(金)に齋藤Dr、中村DH、伊藤STの三名が現地参加しました。
今回の大会では、国内的にも国際的にも摂食嚥下リハビリテーション分野で「誰一人取り残さない」ことを目指し、2030年を視野に、何を考えるべきか、どこに向かうべきかが議論されました。高齢者の摂食嚥下障害についてだけでなく、色々な疾患による摂食嚥下障害をお持ちの方々や医療的ケアが必要なお子さんにとっての食べること、支援体制のあり方など幅広く取り上げていました。あらためて、切れ目のない支援の重要性を考えました。
企業ブースでは炭酸飲料用のとろみ剤が複数の企業から出展されており、試飲が大人気でした。とろみがついていながらも、炭酸のシュワシュワ感があり美味しくいただきました。
文責 ST伊藤